ワインの知識って、重要です。
ビジネスシーンで使えるからです。
でも、知識を学ぶだけでだけで終わってしまい、
実際にビジネスで使っていない方が多い。
貴方は、ワインの知識を活かしていますか?
知識の習得だけで満足していませんか?
資格取得だけで終わってませんか?
米国東海岸のある都市に、出張した時のお話。
ビジネス交渉相手との会食。
ホストは、まだ若手のインド系アメリカ人の女性。
前菜は、地元で採れたフレッシュなシーフード。
彼女が選んでくれた白ワインが、料理とともに、さりげなく出てきます。
料理にぴったりなワインです。
しかも私の大好きなカリフォルニアワイン。
私とのちょっとした会話の中から、
私がカリフォルニアファンであること察したのでしょう。
なんかとても嬉しい気分になり、彼女との会話も弾みます。
そして、メインのステーキ。
もちろんカリフォルニアの赤ワイン。完璧なマリアージュ。
でも、それだけではありません。
なんと日本人が作ったワインを選んでくださったのです。
多分、私のために、特注してくださったのでしょう。
正直、この人は、「教養がある一流の人だなあ。」と思いました。
ワインと料理のマリアージュが完璧なだけでも凄いのですが、
その上にさり気ない気配りも出来てしまいます。
誤解を恐れずに言います。
米国でのビジネス交渉相手は「男性」「白人」「ベテラン」が多いです。
「女性」「インド系(非白人)」「若手」だと、少し舐めてかかることもあります。
でも、彼女のワインの選び方、その一流の物腰を見て、
私はすぐにこの人は「出来る人」だと思いました。
「手ごわい交渉相手」だと思いました。
予想通り、翌日のビジネス交渉では、彼女が素晴らしい手腕を見せました。
ワインの知識を使うには、
使おうとする意志、使うための努力、
そして何と言っても使ってみての学びが重要です。
失敗や成功から学ぶのです。
ぜひ、ワインの知識を活用してください。
そして、一流のビジネスパーソンに!