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ブラジルでブラジルワインを飲んでみました。

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ブラジルワインって飲んだことがありますか?

私は、3回ほどブラジルに行ったことがあるのですが、ブラジルが南半球第4位のワイン産出量を誇るワイン大国だということを今回訪問する直前に知りました。アルゼンチン、チリ、南アフリカに次ぐ第4位です。オーストラリアやニュージーランドより多いんですね。これは、意外でした。

なんと、1,000を超えるワイナリーが存在しているとか。日本のワイナリー数が300弱と言われてますから、3倍以上あるんですね。

特に最南部のリオグランデ・ド・スル州のワインが美味しいとのこと。5年前にブラジルを訪問した際に、リオグラデ・ド・スル州に行ったことがあるのですが、その時には、まさかそんなにワインが美味しい所とは知りませんでした。あーっ、その時にワイナリー訪問しておくべきでした。

今回訪問したのはサンパウロ。到着当日に連れて行って頂いたのは、NBという有名なシュラスコのレストラン。

本店は、リオグラデ・ド・スル州なので、「ワインに期待が持てそう!」と思っていたら、早速入り口に、山の様なワインが。期待が膨らみます。

そして、メニューにも沢山のブラジルワインが。

当然ながら、メニューには、ワインだけでなく、沢山の種類の肉も!ワインと肉を豪快に楽しめそう。

まず、最初に飲んだのがカベルネソーヴィニヨンとメルローのブレンド。日本で下調べをした時に、色々な人が、ブラジルではこのブレンドが美味しいと言っていました。どっしりと重く、私の好み。期待以上です。ちなみにレストランでの価格は260レアル(約7,300円)。

このワインに合わせたのが、ソーセージ。下の黒いソーセージはブラッド(血入り)ソーセージです。

次に飲んだのも、カベルネソーヴィニオンとメルローのブレンド。ヴィンテージが2011年だったので荘厳さを期待したのですが、ちょっと軽め。価格は180リラ(5,000円)と1本目に比べると少し安め。

このワインに合わせたのが、トップサーロイン。これは、このお店の名物で、味付けに使われている塩が美味しいです。

最後に飲んだのが、タナ。これがとても美味しかったです。タナらしく、タンニンが強いけど、果実味、酸味も適度にあって上品な味わいです。お値段も290レアル(約8,200円)とこのお店で一番高い。

アルゼンチンがマルベック、チリはカルメネールという様に、南米のライバル国は、「フラッグシップワイン」を作ってこれを売りに世界市場に進出しています。ブラジルもタナをフラグシップワインに育てて、世界進出すれば良いのにと思いました。

このワインに合わせたのが、リブアイ。油が適度にのっていて美味しいけど、そろそろ満腹感が。

食後酒は、ポルトワイン。ブラジルは以前はポルトガル領。旧宗主国に敬意を表して。

美味しい赤ワインに、沢山の大好きな肉、そして部下のブラジル人たちとの楽しい会話。
皆さんも楽しみながら、ワインの知識をアップしてください。

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