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ブラジルでもワインの知識が役に立ちました。

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ワインの知識があると、人生が豊かになります。

先日、ブラジルに出張に行ってきました。

サンパウロ郊外の小さな町にあるお客様を訪問。
打合せが予定より早く終わりました。

そこで、お客様から
「増田さん、この後、どこかにお連れしたいのですが、
行きたいところはありますか?」

私は、すかさず、
「ワイナリーに行きたいです。」と答えました。

世界中、どこに行っても、こう答えることにしているのですが、
サンパウロにワイナリーがあるはずはないと思っていたので、
半分冗談で答えたつもり。

ところが、お客様からは意外な答え。
「近くに知り合いがやっているワイナリーがあるので
行ってみましょう。」

ワイナリーって、世界中、どこにでもあるんです!

でこぼこ道を数キロ走って、到着したのは、お世辞にも
立派とは言えない、ワイナリー。

でも感激したのは、オーナーとその奥さんが、入り口で
わざわざ待っていてくれて、大歓迎してくれたこと。

「増田さん、ようこそ!本当は、もう閉店している時間
なのですが、増田さんのために社員一同お待ちしていました。」
とオーナーから嬉しい言葉。

なんと、営業時間を私のために特別に延長してくれたのです。

ここは、地元のブドウ栽培業者が作る共同組合のワイナリーだそうです。
早速、お客様、オーナー、地元のブドウ栽培業者の方々を囲んで、
ワインのテイスティング。

味は、美味しい!というより、なんか素朴。
ですが、ブラジル人の皆さん、地元のワインについて、語りたいみたいで、
片言の英語で、ワイワイと話しかけてきます。

しばらくするうちに、すっかり友人になってしまいます。

地球の裏側から来た日本人と、英語が苦手なブラジル人が、
会ってすぐに盛り上がれる
ワイン以外に、そんな話題ってないですよね。

ワインって、人と人を結びつける不思議なお酒です。そして、
ワインの知識があると、人生が豊かになります。

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