スコットランドのセントアンドリュース(ゴルフで有名なところです。)にあるEden Millスコッチウィスキー蒸溜所へ行ってきました。
Eden Millは、2012年にPaul Millerが始めたのですが、最初は従業員5名でビールの醸造から始めたそうです。
Paulは、ゆくゆくはスコッチウイスキーを作りたいと考えていました。その夢を叶えるべく、2014年に蒸溜ポットを購入して、スコッチウイスキー作りを始めます。ただ、スコッチウイスキーは、3年+1日以上、樽で熟成させる必要があり、その間資金回収ができません。資金回収を早めるために、樽熟成が必要ないジンの熟成も同時に始めます。
この様な経緯から、Eden Millは、ビール、ジン、スコッチウイスキーの3つの製品ラインを持つことになりました。今では、従業員55名の蒸溜所にまで成長しています、
当日は、平日の昼過ぎに、Eden Millに到着。通常のツアーは、ジンツアーが10ポンド、ウイスキーツアーが10ポンド、ビールツアーが6.5ポンドなのですが、当日は私しかいなかったので、10ポンドで3種類合わせたツアーをしてくれることに。
ツアーを担当してくれたのは、クリスというセールス担当のマネジャー。まず、応接室の様なところで、IPAビールを飲みながら、Eden Millの歴史について説明してくれます。
この場所は、Eden川の河口にあり、綺麗な水が豊富なため、元々蒸溜所として使われていたそうです。スコッチウイスキーメーカーとして有名はHaigも以前はここで作られていたそうです。
その後、この場所は、製紙工場(Paper Mill)となります。製紙工場が操業をやめた後、その一部をPaulが購入して、Eden Millが設立されたそうです。
まだまだ若い蒸溜所で、活気のある町工場の様な雰囲気です。将来の拡張計画なども、図を使って熱く語ってくれます。
その後、まず、発酵工程を見学。ビール、ジン、スコッチウイスキーが同じスチール樽で発酵されています。
ビールは、この工程で完成するので、瓶詰めや蓋をする機械なども見せてくれました。
その後、蒸溜工程を見学。ここは、写真禁止なので、外から撮影して、中へ。
ジンとスコッチウイスキーが同じスチールポットで蒸留されています。
その後、スコッチウイスキーを樽熟成させる工程を見学。2014年に最初の蒸溜を行い、最低3年+1日熟成させる必要があるため、まだスコッチウイスキーの出荷はしていないそうです。
この蒸溜所のスコッチウイスキーへの期待は高く、多くの人が樽ごと予約を入れていて、2018年に出荷予定の初回ロットはほぼ売切れとのこと。
樽には、予約した人の名前が書いてあるのですが、中には、ロッドスチュアートの名前も。
日本人の名前もありました。
最後に、ジンの瓶詰め工程を見学。こちらは、ビールの様に機械化されておらず、人の良さそうなおじさんとおばさんが楽しそうに作業をしていました。
ツアーの後は、テイスティング。
最初にジン。オーク樽に少し付けた、独特の味わいのものを楽しみます。
そして、スコッチウイスキー。まだ、自分の蒸溜所で蒸留されたウイスキーの出荷は始まっていないため、他の蒸溜所から購入したスコッチウイスキーをブレンドして作っているそうです。ブレンドの種類は4種類あり、4番を試しました。スモーキーな味が中々のものです。
最後に、Eden Millでできたスコッチウイスキー。まだ、樽で熟成した期間が2年しか経過していないので、正式にはウイスキーとは呼べないそうです。
最後は、案内してくれたクリスと写真撮影。なかなか楽しいツアーでした。