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ジン発祥の地 オランダ

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仕事でオランダへ。出発前に、以前オランダに在住されていた知人の方が、色々と見どころを教えて下さいました。そのおかげで、2日の短い滞在でしたが、仕事の合間に、花市場を見たり、風車を見たりと満喫。

コロッケがオランダ発祥だということも教えて頂いていたので、到着したら、まずはコロッケにトライ。色々な種類があって、とても楽しいです。

それから、もう一つ楽しみにしていたのが、フォッキンク蒸溜所(Wynand Fockink)でジンを飲むこと。実は、オランダは、ジン発祥の地なんです。

ジンは、とうもろこし、ライ麦などの穀物を発酵させ、蒸留させたものを、ジュニパーベリーと共に再蒸留させて、香りをつけたもの。17世紀の中頃、オランダの医学部教授が、当時流行していた熱病対策のために、ジュニパーベリーを加えた薬用酒を作ったことが始まりとか。知人の方によれば、ジンは、オランダでは、Jenever(イェネーファとか、ジェネーヴァと、発音。)と呼ばれるとのこと。

このフォッキング蒸溜所は、1679年〜1954年の約300年間稼働していたのですが、その後しばらく閉鎖。1993年に復活し、昔ながらの手法でジンを作っているそうです。

お店の中は、昔ながらの雰囲気。沢山のジンのボトルが並んでいます。

まず、バーの中にいるおじさんに、どんなジンが飲みたいのかを説明し、自分の好みにあったジンについて相談します。色々と、試飲させてくれます。5種類ほど試飲した後、ポルトガルの「ポルト」を作った古樽、ケンタッキーの「バーボン」を作った古樽などで長期熟成させたジンを飲むことに。

ジンは並々と注いでくれます。こぼれないように、グラスを持たず、直接口をグラスに持ってくのが正しい飲み方だとか。一滴も残さすに飲むのが、倹約家のオランダ人の流儀だそうです。誰かが、「日本でも日本酒はそうやって飲むよ。」と教えてくれました。日本人も倹約家ということ?

お店の中は、混んでいるので、ジンを注いでもらって、少し飲んだら、後は外で楽しみます。

寒いのですが、外には沢山の人が。

その後、近くのレストランで、オランダ名物「ヒュッツポット(Hutspot)」にトライ。ポテト、人参、玉ねぎを茹でて鍋の中で潰したものに、ミートボールをそえたもの。とても美味しいのですが、ちょっと量が多くて、全部食べられませんでした。

オランダの美味しいジンと名物料理。
あちゃー、また飲みすぎちゃいました、

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