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ニュージーランドのワインってご存知ですか?

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私の勤務する会社の後輩が、若い時に会社を辞めて、ニュージーランドでワイナリーを設立し大成功。そんなこともあって、何となく愛着を感じるニュージーランドワイン。独自の戦略で世界のワイン界で存在感を示しています。

この後輩の昔の同僚たちが、奥渋にあるニュージーランド料理のお店に集合。私も誘って頂き、一緒にニュージーランドワインとニュージーランド料理を楽しみました。とても美味しかったので、写真中心で紹介します。

 

やはり、ニュージーランドと言えば。ソーヴィニヨン・ブラン。ぶどう収穫量の66%、全輸出量の86.5%がソーヴィニオン・ブランです。

産地から見ると南島のMarbrough(マールボロ)が、ニュージーランドのぶどう収穫量の65%を占めます。

ということで、最初の1本に選んだのは「マールボロ」で栽培された「カベルネソーヴィニオン」を使ったワイン。O:TUワイナリー(原住民マオリ族の言葉で「ワォ~!パラダイスの水!」の意味だそうです。)が生産したReserve Road Marlborough Sauvignon Blanc 2016。

ソーヴィニオンブラン特有の草の様な香りに、ニュージーランドのぶどう特有の南国系フルーツの香り。口に含むと、スッキリした果実味に酸味が溶け込み、キリッとした味わいです。

合わせた料理は、ニュージーランド産キングサーモンのカルパッチョ。お店の一押しだけあって、とても美味しいです。ソーヴィニヨンブランにぴったり。

カプレーゼも。盛り付けがとても綺麗。

 

ニュージーランドで赤ワインといえば、ピノ・ノワールです。という訳で、2本目はInvivoワイナリー(ラテン語でin the lifeの意味)が生産したMana Pinot Noir。ニュージーランドの複数地域でできたピノ・ノワールを使用。ピノ・ノワールらしい苺の様な味わいに、スパイスやブルーベリーの味わいも加わり繊細で複雑。

ピノ・ノワールに合わせたのは、仔羊の生ハム。生まれて初めて食べましたが、独特の香りがピノ・ノワールに合います。

そして、今日のハイライトのラムチョップ。臭みは全く無いし、とても柔らかくて文句なしの美味しさ。おすすめです。

 

「やっぱり、もう一本必要でしょ。」ということになり、3本目に頼んだのがシャルドネ。実は、ソーヴィニオン・ブランがニュージーランド最大の品種になったのは、2002年とつい最近なんです。それまでは、シャルドネがニュージーランドで最大の栽培量を誇っていたんですね。

という訳で、選んだワインはMana Chardonnay 2016。作っているのは、2本目と同じInvivoワイナリー。ぶどうは、ニュージーランド最東端のギズボーン産です。

このワイン、南国系のフルーツやヴァニラの様な味わい。クリーミー感が口の中に広がります。

 

シャルドネに合わせたのは、「たっぷりNZ産チェダーチーズとしっとりチキンのシーザーサラダ」このお店で人気ナンバーワンのサラダだそうです。

さらに、「NZ産キングサーモンとアボカドのピッツァ」。

デザートに行く前に「NZ産カピティチーズの盛り合わせ」。

デザートは「NZ産ホーキーポーキーアイスクリーム」。ニュージーランド名物のキャラメルクランチを練り込んだ濃厚なアイスクリームです。これ美味しい!(ところで、アメリカでは、ホーキーポーキーは幼稚園児が必ず習う「踊り」です。)

最後は、「NZ産ベイクドクリームチーズケーキ」。本当によく食べました。

美味しいワイン、美味しい料理、昔の仕事仲間との楽しい会話。

皆さんも楽しみながらワインの知識をアップしましょう。